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概要

967
功利主義入門 はじめての倫理学 ちくま新書
児玉, 聡(1974-)
871070
151.7
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要旨・目次

要旨
倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。
目次
  • 第1章 倫理と倫理学についての素朴な疑問
  • 第2章 功利主義とは何か
  • 第3章 功利主義者を批判する
  • 第4章 洗練された功利主義
  • 第5章 公共政策と功利主義的思考
  • 第6章 幸福について
  • 第7章 道徳心理学と功利主義
著者紹介
児玉 聡
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院医学系研究科専任講師。専門は、倫理学・政治哲学。功利主義を軸にして英米の近現代倫理思想を研究する。また、臓器移植や終末期医療等の生命・医療倫理の今日的問題をめぐる哲学的探求を続ける。著書に『功利と直観―英米倫理思想史入門』(平成23年度日本倫理学会和辻賞受賞、勁草書房)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

出版年月日 2012/07
出 版 者 筑摩書房
ペ ー ジ 221p : 挿図
サ イ ズ 18cm
注記 ブックガイド: p201-221
ISBN 9784480066718
件名 BSH:功利主義 NDLSH:功利主義

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